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奥能登珠洲・秋祭りシーズン到来:祭りカレンダーをチェック

珠洲市イベント 2016.09.05
奥能登珠洲・秋祭りシーズン到来:祭りカレンダーをチェック

秋、奥能登珠洲は秋祭りシーズン到来。
奥能登国際芸術祭の舞台である珠洲市では、9月から10月下旬までの約50日間、豊作大漁を祝う約60の村祭りが毎日のように市内各地で行われます。
祭りの出し物はキリコ、曳山、奴振り、獅子舞、狂言など様々です。
キリコとは、神輿の明かり役となる奉燈のこと。その大きさや華やかさを地域間で競い合ったり、その地域の生活文化の特色を取り組んだりして変化してきました。
三崎町寺家のキリコは日本一の高さを誇り、最大で16.5メートル。
蛸島町のキリコは総漆塗り、そして煌びやかな金の装飾が多用されており、能登随一と言っても過言ではないほど豪華絢爛です。
提灯やその他装飾品はもちろん、太鼓や笛も、担ぐ際の掛け声も祭りによって様々違います。

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宝立町鵜島、上戸町、正院町川尻の祭礼ではキリコではなく曳山が登場します。
珠洲市は揚げ浜式製塩が唯一受け継がれている土地。
曳山は海岸線に広がる塩田を踏み固めるために曳いたとされています。

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そして、夜はキリコの担ぎ手に精を出してもらうための宴席「ヨバレ」が行われます。「ヨバレ」は民家の座敷で行われ、御前料理が並び親戚知人をもてなします。

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キリコ、曳山、ヨバレなどの風習が今もなお残っている珠洲市。その「日本文化の源流」を見て触れて体験できるのが、この秋祭りシーズンです。奥能登国際芸術祭は、来年この秋祭りシーズンに開催します。
能登半島の最先端、最涯の地で最先端の美術が響きあう芸術祭、「奥能登国際芸術祭」。
日本文化の源流を探りに、奥能登珠洲の秋祭りを訪ねませんか。

気になる秋祭りの日程は、この「祭りカレンダー」をチェック。

※日程及び内容は実行委員会スタッフ調べです。
※日程や内容は変更となる可能性があります。
※出し物マークがついている祭礼でも、その出し物が出ないこともあります。

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