【よしだ ぎょうこ 美術家】
1970年名古屋生まれ。多摩美術大学大学院日本画卒業後、東アジア主に日本の 原初的な美術構造を探り 東西の文脈の違いから表現する。形式は多岐にわたるが、全て、日本の絵画の領域として発表。2001 年-2002 年 ACC 授与、同じく2004 年-2005 年 文化庁新進芸術家海外派遣作家、ともにニューヨーク滞在制作。
「今ここにある風景展」(静岡県立美術館,2002年)「絵画の位相」(個展,ギャラリークラヌキ,大阪,2001年)が毎日新聞「美術と批評」年間美術批評にて一位(2001,峯村俊明/2002,本江邦夫)、「第 11 回インドトリエンナーレ」日本代表作家(2005年)他、国内外にて個 展グループ展。書籍に「GYOKO YOSHIDA 1993-2014 work & texts」1〜3(東京画廊、2014)、「ピンクの血」(六耀社、2001)他。北海道から九州まで各地で若手美術家育成プロジェクトを長期的にデ ィレクション。(2005~至 現在)
【KINOURA MEETING ( 木ノ浦湾「海上のさいはて茶屋」プロジェクトチーム )】
美術家、工芸家、経済学者、哲学者、ファッションデザイナー、炭焼き師、茶人など様々なメンバーが、木ノ浦湾の海上に「茶室」という形で知識や技術を集結させる。
珠洲の喫茶店が元となった映画「さいはてにて」撮影セットが残る一帯で、美術と地域経済活性化を、“本気で楽しむ”プロジェクト。
澤信俊/大野長一郎/保井亜弓+神谷佳男/竹俣勇壱/川上明孝/星野 太/平塚聖子/村山祐子/浜田周/池田 晃将/カレラ流海/現代美術 mixt med.ゼミ/ よしだぎょうこ他
よしだぎょうこ+KINOURA MEETING
日本
展示作品
Photo:Nohagi Naka
作品No.4海上のさいはて茶屋
透明度の高い海が広がる「木の浦海岸」。海岸に設置された小屋は、珠洲市の珈琲店をもとにした2015年公開映画「さいはてにて」(主演:永作博美、佐々木望)のセットである。茶室は世界で初の「美術を企画してみせる会場」と考える吉田は、この小屋を「海上の茶室」とみたて、会期中に様々なイベント、プロジェクトを展開していく。
展示エリア | 日置地区 木ノ浦海岸 |
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