1995年より共同制作開始。現在、サンファン(プエルトリコ)拠点。一つの対象に対する徹底的なリサーチと鋭い解釈、創造的なアプローチによって、国際的に注目されている。環境や人類学、国家間の軍事・政治的な緊張や社会システムに関心をもち、映像・音・彫刻・パフォーマンスなどで作品化する。
主な国際展に第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011)アメリカ合衆国館代表。第29回サンパウロビエンナーレ(2010/ブラジル)、ドクメンタ13(カッセル、ドイツ、2012)、光州ビエンナーレ(2004、2008、2014)、あいちトリエンナーレ(2013)。個展にニューヨーク近代美術館(2010)、フィラデルフィア美術館(2014-15)など。
アローラ&カルサディージャAllora & Calzadilla
アメリカ/キューバ/プエルトリコ
展示作品
作品No.5船首方位と航路
軍事、政治的な緊張を卓越した解釈、創造力で作品化してきたアローラ&カルサディージャ。今回の出品作品は、珠洲の浜辺にもあるようなボートに、西洋の大きな船の船首像が組み合わさった。日本海を背に不安定な状態でバランスをとりながら、風や重力で上下、左右にやじろべぇのように動く彫刻作品。能登半島の先端から意味深い問いが発せられる。
展示エリア | 日置地区 木ノ浦海岸 |
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