竹川大介DAISUKE TAKEKAWA

日本

竹川大介
人類学者。沖縄やソロモン諸島・バヌアツ共和国などを主な調査地として、共同体における資源利用や紛争解決に関するフィールドワークをおこなっている。
沖縄では糸満系漁撈民の技術変遷と環境利用に関する研究をおこなってきた。ソロモン諸島では伝統的なイルカ漁の調査を20年以上にわたり継続している。バヌアツ共和国では、調査成果を元に村落開発事業「プトンギプロジェクト」を立案実施した。
2003年に正20−12面体をもとに6つの星を持つ竹を使ったスター★ドームを開発し、公開技術としてウェブサイト上で発表。「きみだけのそら」というタイトルで、ドームを利用したさまざまなワークショップを主催している。2005年の愛・地球博での市民プロジェクトをはじめ、全国各地のイベントに参加。
2008年より学生たちとともに旦過市場に街の縁台「大學堂」を開設し「大學丼」「将棋処香車」「たんたんマルシェ」「達人講座」などさまざま企画を軌道に乗せ、北九州市街地における公共空間の活用に関する教育実践と社会実験を続けている。
2004-2005 愛知万博市民プロジェクト「宇宙船地球号」(プロジェクトリーダー)
2005 テント芝居・水族館劇場北九州公演(制作団長)
2007-2010 JICA草の根技術協力事業「フツナ島村落経済開発」(プロジェクトリーダー)
2006-2011 環境省「石西礁湖自然再生事業支援専門委員会」(専門委員)
2008/8/17 ダンス白州2008「縄文という生命(いのち)」ソロダンス 後山阿南:パートナー 竹川大介(美術・インスピレーション)
2008- 北九州市商学連携商業活性化支援事業補助金による旦過市場・北九州大学商学連携事業「旦過市場地域研究および活性化の拠点『大學堂』の運営」大學堂運営実行委員会(代表)
2009-2013 国営沖縄記念公園海洋文化館(資料素材調査検討委員)(海洋文化館展示アドバイザー)
2010/3/4 北九州演劇フェスティバル2010語る演劇「地域を耕す」竹川大介・長谷川孝治・永山智行

「海のこと山のこと」
アーティストWEBサイト
http://www.apa-apa.net/

展示作品

Photo:Nohagi Naka

作品No.35海のこと山のこと -在郷まわりと五芒星

50年前まで行われていたという海と山の集落の行商による物々交換の形を実際に行い、映像に記録する。また、上黒丸地区の5つの集落を結ぶ五芒星の点に、儀礼の場としてのドームを設置する。これらは、ワークショップやパフォーマンスの舞台として、多目的に使われる。
展示エリア 若山地区 南山

これまでの作品

「巡回むかしがたり幻燈会」(上黒丸アートプロジェクト2014)