角文平BUNPEI KADO

日本

角文平
1978年福井生まれ。2002年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻卒業。東京在住。
日常的に見慣れたものを組み合わせることで本来のものが持つ機能や意味をずらし、新たな意味を見る側に連想させるような彫刻を制作。
近年は空き家や学校の教室を使ったプロジェクトを経て、作品周辺の空間を作品の一部として取り込むようなインスタレーションも展開。

【主なプロジェクト・展覧会】
Tokyo Midtown Award 2012[2012年、Tokyo Midtown、東京]
瀬戸内国際芸術祭2013[2013年、男木島、香川]
いちはらアート×ミックス[2014年、旧里見小学校、千葉]
六甲ミーツ・アート芸術散歩2014[2014年、六甲オルゴールミュージアム、兵庫]
森からはじまる物語[2015年、金津創作の森、福井]
鉄道美術館[2016年、川崎市岡本太郎美術館、神奈川]
アーティストWEBサイト
http://www.kadobunpei.com/

展示作品

Photo:Nohagi Naka

作品No.19Silhouett Factory

福井出身の角は、自分の生い立ちと関わりの深い日本海を奥能登珠洲の象徴的な風景としてみせたいと考えた。海の近くに建つ倉庫の空間全体を使った作品。海を借景にして、珠洲の風景、祭、特産物、伝説などをモチーフにした切り絵が動く。海と空からの光を使った大きな影絵装置ともいえる。
展示エリア 直地区 本江寺の倉庫

これまでの作品

「一戸建てマンション」(2012年)Tokyo Midtown Award 2012
写真:谷 裕文/田辺康孝

「AIR DIVER」瀬戸内国際芸術祭2013(2013年)
写真:田中雄一郎

「Nursery Plant」(2016年)
写真:加藤 健